StorNext はAnimation Parkのスーパースター

StorNextによりAnimation Park のワークフロー効率が最大80%向上

アニメーション業界が4K解像度の時代に進化するにつれて、Animation Parkのアニメーション・プロデューサーは既存のストレージ・インフラストラクチャでは新しい規格の要求に対応できないことに気付きました。4K解像度のプロジェクトで作業すると、非常に大きな容量と帯域幅が必要になります。通常のプロセスで必要な性能は最大3.9GB/秒ですが、4Kコンテンツは1フレームが48MBのデータで構成される可能性があるからです。Animation Parkのストレージ・インフラで提供できる性能ははるかに低かったため、制作、プレイアウト、マスタリングのすべての処理に悪影響が出ていました。

旧システムでは、Animation Parkのクリエイティブ・チームはデスクトップのDAS RAIDを使用して、プロジェクトに取り組んでいました。すべてのグラフィックス・ワークステーションが制作のためにローカル・ストレージにアクセスする必要があり、これらのワークステーションはその後ポータブル・ハードディスクを使用して、データをプールしていました。システムの容量と帯域幅のせいで、完成したコンテンツのリアルタイムの再生は一度に数秒に制限されていました。このため、制作チームが一貫して作業することが難しくなり、作業効率のみならず、作業全体の品質にも悪影響が出ていました。

StorNext ソリューションでワークフローを合理化して、効率を改善

Animation Parkが取った解決策は、クアンタムが提供するフルセットの高性能StorNext®ソリューションを導入することでした。「クアンタムを選んだのは、4Kプロジェクトに必要な容量と性能を備えていたからです。それはクアンタムがすでにメディアやエンターテインメント・アプリケーションに国際的に広く使用されていたからであり、また費用効率が高く、拡張が容易だったからです」

「ハリウッドスタジオ向けに初めて4Kフィルム・リマスタリング・プロジェクトに取り組んだときに、スケールアウト・システムを導入して使用しました」とAnimation Parkの制作部長であるDou Kai氏は説明しています。「この導入プロセス中にクアンタムは貴重なサポートを提供してくれたので、結果はまさに私たちが望んだとおりになりました。それ以来、StorNextのおかげで全体的なワークフローが大幅に効率化されました。今ではすべてのワークステーションが共有の大容量、高性能環境で同時に動作できるようになり、StorNextのおかげで、品質管理作業を実行するときに、フィルム全体をネイティブの24フレーム/秒レートで再生できるようになりました。新しいStorNextソリューションのおかげでプロセスが大幅に向上し、旧システムに比べてワークフロー全体の効率が約60%～80%向上しました」

「Animation Parkは新しいITインフラの導入時に多くのベンダーと協力しましたが、クアンタムが最も強い印象を残しました。スタッフ全員がプロ意識とポジティブな態度を示していたからです。インフラ拡張プロジェクトが計画どおりに完了した主な理由の1つに、彼らの積極的な参加がありました。今後、Animation Parkではクアンタムのソリューションの利用を拡大し、幅広いアプリケーションでクアンタムチームのサポートを活用していきたいと思います。」