ディスク、テープ、重複排除機能の組み合わせが、世界有数のディスプレイ企業のデータ増加の問題を解決
ディスクベースの重複排除さえ上回るデータ増加
大手スコアボードのメーカーDaktronics社は、スポーツ・チームやファンが試合の状況を確認するために、なくてはならない重要な情報を提供します。1968年にサウスダコタ州立大学電気工学部の2人の教授によって設立されたDaktronics社は、ブルッキングズ大学の近くに本社を置き、現在、年間総売上5億ドルを計上している企業です。そして成長している他の企業と同様、同社がバックアップしなければならないデータの量はほぼ指数関数的に増加しています。数年前、Daktronics社は、重複排除機能を備えたQuantum DXi7500エンタープライズ・ディスク・バックアップ・システムを導入して、バックアップの問題を解決しました。バックアップ管理者のBrian Davis氏は次のように述べています。「Quantum DXi7500では、週末にすべてのフルバックアップを完了しました。そして、重複排除によるデータ削減のおかげで、ひと月分のデータをディスク上に保持できるようになったため、リストア処理もかなり迅速かつ容易なりました」
しかし、これはテープへ送信するデータの量が月間180TBであった頃の話です。現在、Daktronicsで生成され、バックアップが必要なデータの量は130TBほどですが、これは月間ではなく1週間の量です。いくらDXi7500でも追いつくことはできません。
クアンタムの優れたパフォーマンスとサポート
Davis氏には分かっていました。会社のデータ保護インフラストラクチャをアップグレードする必要があり、そして再びクアンタム製品を導入することになるだろうと。DXi7500からのアップグレード・オプションを検討する中で、DXi6700シリーズを選択したことは当然の帰結でした。
「処理能力の点においてクアンタムのDXi6700シリーズは競合製品に優っていました。さらにサポートの素晴らしさも優位に働き、競争を勝ち抜く要因ともなりました」
クアンタム製品の高い信頼性とパフォーマンスもまた追い風となり、テープ・ライブラリについても、既存のScalar®i2000からScalar i6000へのアップグレードが行われました。
データの増加が続くところにクアンタムあり
Daktronicsは現在、世界規模で信頼性の高いバックアップとディザスター・リカバリー機能を提供するQuantum DXi6700シリーズ・アプライアンスを3台配備しています(メイン・データセンターに容量64TBのDXi6702、上海オフィスに24TBのDXi6702システム、スーフォールズのリモート・データセンター内に16TB のDXi6701)。アップグレードの最大のメリットの1つは、会社のデータの増加にチームが対処できるようになったことです。クアンタムのソリューションにより、ひと月分のデータを常時プライマリのDXi®アプライアンス上に保持することができます。そして、Davis氏にとって重要なことは、クアンタムの優れたサービスを組織全体に拡張することです。
Davis氏は指摘します。「クアンタムから素晴らしいサポートを受けているだけでなく、私は長年にわたって同社の何人かの販売担当者と技術担当者とお付き合いさせていただいたが、いずれも素晴らしい方たちでした。他の企業は、品質の面での価値がはるかに高いように見えますが、クアンタムの場合は、私が何かを必要なとき、彼らはすでに私にとって最善の利益を私よりも先に探そうとしているようなのです。その点は本当にありがたく思っています」